今回は、プロのネイリストがおすすめするジェルネイルの道具を、項目ごとにおすすめランキング形式にてご紹介していきます。
市販でもいろいろな種類が発売されているジェルネイルですが、その種類の多さにライトひとつを取っても悩んでしまう…という人も多いはずです。
セルフネイルですから、できるだけコスパを抑えたい。
でも、プロに近い道具を使ってみたい!というような憧れや、サロンでしてもらった時に「便利そうだな」と感じた道具を実際に使ってみたいという人も多いでしょう。
そこで、市販で買える中でもネイリスト歴7年のプロがおすすめできる道具をランキング形式にてお届けしていきますので、最後までゆっくりご覧ください!
プロネイリストが語る!0から始めるジェルネイルに必要な道具とは?

これからジェルネイルを始めようとする人のほとんどは、キットとして発売されているものを選ぶことが多いのではないでしょうか。
0から始める場合にも、そのキットに必要な道具がほとんど揃っていますので、全然わからない!という場合には特におすすめです。
ジェルネイルをする為に必要な道具は次の通り。
- ジェル各種(ベース・カラー・トップ)
- ライト
- ジェル用ブラシ
- ファイル各種
- プッシャーやニッパーなどケア用品
- プレップやクリーナー(エタノールで代用可)
- コットンやワイプ
など。細かく言うとまだありますが、上記の道具があればOKです。
キットとして販売されているもののほとんどに、特に必需品と言える「ライト・ブラシ・ジェル各種・ファイル類」が含まれています。
これからが一通り揃い、プロも使っているけど市販でも購入可能なメーカーは下記の通りです。
- プリジェル
- シャイニージェル
- バイオスカルプチュア
上記3つのメーカーは、プロも太鼓判を押す定番のメーカーですが、③バイオスカルプチュアは正直高いので…
①プリジェル、②シャイニージェルがおすすめできます。
他にも、「ジュエリージェル」もサロンユーズの品質ながら低価格ですし、「ネイルラボ」が発売しているセルフジェルキットもオススメです!
もっと安い無名メーカーの商品ももちろんあるのですが、プロの目線で見るとトラブルの報告も多く正直あまりおすすめできません…。
特に爪に直接塗るジェルは、高品質でサロンでも使われているようなものを使ってほしいな、というのが個人的な希望です。
しかし、ライトやブラシというのは、同じメーカーが出しているものでなくても良いかな?と思う事も多々あります。
なるべくコストは抑えつつ、セルフだからと安さだけを求めないようにしてほしいというのが本心です。
トラブルが起こってしまってからでは遅いですから。
そこで、プロ目線でおすすめできるコスパの良い道具をいくつかご紹介していきます。
プロネイリストおすすめのジェルネイル道具を種類ごとにランキング形式で発表!

実際、私の周りにもセルフでジェルネイルを楽しんでいる人も大勢いますが、その種類の多さにオススメを聞かれることも多いです。
市販されている商品の中には、プロもサロンで使っている道具も多数存在します。
サロンでは、質の良さだけでなくコストパフォーマンスや効率などもよく考えてじゅんびされている道具がほとんどです。
ただ価格が高ければいいという問題でもありません。
さっそく、ライト・ブラシ・ファイルなど、各項目ごとにおすすめBEST3をご紹介していきたいと思います!
ライト
ジェルネイルに欠かせないのが、UVライトやLEDライトです。
選び方の基準ですが、まずは使用したいジェルがどのライトで硬化するのかを把握しましょう。
推奨されているライトでないと、全く硬化しなかったり、硬化不良を起こしてしまう原因になります。
では、UVライトを使用するものとLEDライトを使用するもの、どっちが良いの?という事ですが、結論で言うと「どちらでもいい」です。
それぞれのメリットとデメリットは同じくらいありますので、使いたいジェルを決める判断材料の一つにしてくださいね。
【1位】UV&LEDどちらにも対応しているハイブリッドタイプ

出典:https://www.iro-shop.com/shopdetail/000000003146/
最近主流になりつつあるのが、UVライトとLEDライトのどちらの役割も果たしてくれるハイブリッドタイプのライトです。
特にセルフネイラーの場合、いろいろなジェルを使う事になるでしょうから、ライトを2台持つ可能性を考えて、初めから両方に対応しているものを購入することをオススメします。
UVとLEDでは、波長が違うために硬化不足などが問題でしたが、最近ではUVライトの波長にも対応しているLEDチップが搭載されているライトが多いのが嬉しいですね。
ただし、硬化が早い=硬化熱がある場合がほとんどです。
価格は3000円台~ありますから、コスパ面では嬉しい設定ですね。
【2位】硬化スピードやコンパクトさで選ぶならLEDライト
出典:http://www.gelnail-oroshitonya.com/shopdetail/000000000118/
LEDライトの魅力と言えば、軽くてコンパクトな上に、硬化スピードが速い事です。
LEDライトを推奨しているジェルのほとんどが、15秒~60秒で完全硬化できるので、手早く済ませたい人はLEDライトの使用がおすすめです。
しかし、やはり問題は硬化熱です。
硬化時間が短く済むほど、硬化熱がひどく感じられる傾向にあります。
爪が普段から薄い人や痛んでいる人にはますます痛く感じる事があるかもしれませんので、注意が必要です。
硬化熱を防ぐコツは、ライトに入れて3秒~5秒くらいで一度ライトから完全に爪を出してしまう事です。
硬化が始まるとじんわりと熱くなってきますが、温かさを感じた時点で出してしまいましょう。
熱さが収まってから再びライトに入れれば、以降は熱さを全く感じない事がほとんどです。
UVライトより高いものが多いのですが、ライトの交換などがほとんど不要なので、長期的にみるとコスパは良いですね。
【3位】初期投資を抑えたいならUVライト
出典:https://item.rakuten.co.jp/nail-koubouu/20160305-07-1/
不動の人気なのは、やはりUVライトですよね。
何と言っても、手軽に購入できる価格設定のものが多いのが魅力です。
新品のものが1000円台で購入できるだけでなく、ライトの替えも販売されているので、本体自体はずっと使い続けられるのも嬉しいです。
使用頻度にもよりますが、セルフネイラーが毎週使用しても半年~1年に一度程度ライトの交換をすれば良いと思います。
デメリットとしては、本体自体が大きいデザインのものが多い事と、硬化時間が2分~3分で完全硬化となるものがほとんどだという事です。
その分、硬化熱がグッと抑えられる事と、多くのメーカーに対応しているのは大きな魅力です。
【番外編】プロも愛用するポータブルライトが本当におすすめ!
番外編としてご紹介したいのが、セルフネイラーにもお馴染みのシャイニージェルから発売されているハンディライトです。
出典:https://item.rakuten.co.jp/nailkoubou/shinypro-pled3w/
これは個人的にも愛用しているのですが、ベースやトップジェルを1本づつ仮硬化したい時や、細かいアートを数回に分けて硬化していくときなど、すごく活躍してくれています。
充電して使えるのでコードレスですし、サロンでも何度もライトに手を入れてもらう手間が省けて、細かいアートもストレスフリーになっています。
完全硬化できないのに、3500円と少し高い気もしますが、本格派のセルフネイラーさんには本当におすすめですよ。
ブラシ
ジェルブラシも、その価格の幅に驚く方が多いと思いますが、個人的にはライトよりこだわってほしい道具の一つです。
高ければいい!というわけでもないのですが、プロとしてはやはり質の良いものを大事に使いたいと思います。
しかし、最近は市販のものでも安くて上質なものも多いので、安価なものをコンスタントに買い替えるもの一つの手です。
ブラシの状態が良くないと、うまくジェルを均一に塗ることができませんし、気泡やダストの混入・ムラの原因になってしまいます。
市販できて、プロでも納得がいく塗り心地の商品を3つピックアップしていきたいと思います。
【1位】コスパ最強!どんなジェルも相性◎CalGelのブラシ
出典:https://mogabrook.com/product
個人的にも大好きな筆の一つが、Caljel(カルジェル)というメーカーが出しているブラシです。
1本あたり1000円ほどするので、セルフネイラーには少し高い印象があるかもしれませんが、ラウンド筆一本でベース・カラー・トップと幅広く対応する万能ブラシです。
ブラシの形状によって、毛の材質が違い本当に良い仕事をしてくれます。
持ち手が木製なので、汚れが目立ってしまう事を除けば、大満足できるブラシです。
【2位】セルフネイラーに人気No.1!北斗園のジェルブラシシリーズ
出典:https://www.fude.org/nail-top.html
私も自宅用に数本ストックがある、北斗園のジェルブラシシリーズはもはやセルフネイラーには定番のブラシと言えますよね。
熊野筆という事で、その品質は保証されています。
こちらも1本あたり1000円程度なので、決して安くはありませんが、100円台で購入できるブラシとの塗り心地は歴然の差です。
一度試してみる価値はあると思いますよ。
【3位】プロも使っているシリコンブラシも必需品に◎
出典:https://nailsupply.jp/products/detail.php?product_id=9554
様々な場面で大活躍してくれるシリコンブラシは、プロにも手放せない存在になっています。
- フレンチネイルのバックワイプに
- はみ出してしまったジェルのふき取りに
- ネイルシールを貼る時
- スタッズなどパーツを乗せる時
上記のようなシーンで使えるシリコンブラシは、一本持っておくとかなり便利です。
1本あたり数百円で購入できますが、これだけでジェルを全塗布できないので、他のジェルブラシのサポートツールとして考えてくださいね。
あると便利な道具は?代用品でコストダウンも!
ジェルネイルをするときに、あったら便利だなと思った商品もご紹介していきます。
あっても無くてもいいんだけど、あるとさらにジェルネイルが楽しくなるかも?!
多くなってきたカラージェルの管理に!カラーチャート
ネイルサロンで、特に初めてジェルネイルをするお客様の目が輝く瞬間と言えば、カラーチャートを見て頂いた瞬間です。
セルフネイラーでも、カラージェルが少しづつ増えていくのにワクワクする瞬間があるのではないでしょうか。
数が多くなってくると、セルフでは特に好みの色ばかりが集まってしまい、色合いを比べるのにカラーチャートがないと不便に感じる事も。
出典:https://maquia.hpplus.jp/model_editor/account/gi_maquia/nail/OSJjknI
「ネイル カラーチャート」で検索すると、いろいろなタイプの商品が手に入るのですが、これもすでに持っているものや百均の商品で代用可能なんです。
練習用などに購入したネイルチップ(フルサイズ)のものを使って並べたり、コーヒーを混ぜる時などに使うプラスチック製のマドラーでもOK!
出典:http://superbeautymania.blog.fc2.com/blog-entry-26.html
コスパも良いですし、個人で管理する分にはこれでも十分かわいいと思いませんか?
ジェル容器へのダスト混入予防にも!ネイルパレット
ジェルの容器の底に、ラメやダストが入ってる!とショックを受けた事がある人もいるのではないでしょうか?
ダストやラメの混入を防ぐために、ベースからトップまで、一度に使う量をパレットに出していくのもオススメです。
出典:https://www.nailonline.athuman.com/SHOP/TAT-93775.html
とは言っても、わざわざ専用のパレットを購入する必要はないとも思います。
例えば、長さだしに使用するフォームのシール台紙や、アルミホイルで代用可能です。
また、パレットにジェルを取るツールとして、サロンで愛用されている事が多いのは「スパチュラ」と呼ばれるものですが、これも爪楊枝で十分です。
爪楊枝は、「ウッドスティック」の代わりにも使用できますし、ネイル道具のひとつとして持っていてほしいです。
まとめ

今回は、プロのネイリストもおすすめできるジェルネイル道具をランキング形式にてご紹介してみましたが、いかがでしたか?
道具によっては、わざわざ高いものを購入する必要はないと個人的には感じています。
特にセルフネイルの場合は、施術スピードも求められませんし、見栄えが良く高価なものを揃える必要はありません。
中には、プロのような商材を揃えたい人もいるでしょうが、コストを抑えられる部分を見極めて道具を集めていけると良いですね。
コットンや消毒剤などはドラッグストアで購入できますし、ケアの必需品であるプッシャーなども店頭に並んでいます。
通販で道具を選ぶときには特に目移りしてしまうと思いますが、ご紹介した信頼できるメーカーのキットを購入してみたり、買い替えが必要なライトやブラシも参考にしてみてくださいね。
それでは、最後まで読んでいただき有難うございました!